Cedar House、杉材モジュラー収納を備えた日本の寝室

Cedar House

杉の家 — 世田谷の住宅リノベーション

杉が呼吸する、
静かな寝室。

築30年を超える世田谷の木造住宅を、ご家族の暮らしの変化に合わせて改修したプロジェクトです。既存の柱と梁の力強さを活かしながら、収納不足という長年の課題に対し、杉材によるモジュラー収納システムを寝室全体に編み込みました。

あわせて、来客時にも寛げる現代的な畳室を新設。フローリングの寝室と地続きでありながら、床の切り替えによって心理的な「間」を生み出しています。

所在地
竣工年
2025
カテゴリ
住宅リノベーション
用途
専用住宅
主素材
杉材, い草畳, 左官壁
現代的な畳室、Cedar Houseに新設された和の空間

新設された現代的な畳室

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課題 — The Challenge

既存の寝室は開口部が少なく奥まった間取りで、季節ごとの衣類や寝具を収める場所が慢性的に不足していました。加えて、和室として使えるスペースがなく、来客時の対応にもご家族は不便を感じていらっしゃいました。既存の木造躯体を解体せずに、収納量と居心地の両方を引き上げることが求められました。

02

発想 — The Approach

壁面いっぱいに杉材のモジュラー収納パネルを組み込み、扉の見付けを最小限に抑えることで、収納であることを感じさせない静かな壁面をデザインしました。天井まで届く縦格子状の意匠は、光を柔らかく拡散させながら圧迫感を軽減します。隣接する空間には、置き畳ではなく造作の畳床を新設し、フローリングの寝室と段差なくつながる現代的な畳室としました。

03

成果 — The Result

竣工後、収納容積は改修前のおよそ1.6倍に拡張されながらも、空間全体には杉の香りと温もりが満ち、以前より広く感じられるようになりました。畳室は来客用の寝室としてだけでなく、家族が日々の中でひと息つく場としても定着し、住まい全体の使い方に新しい選択肢が加わりました。